こんにちは!音楽島事務局の大澤です。
今回は、音楽島メンバーへのインタビュー記事第4弾、ヴァイオリニストの下荒磯さんにお話を伺いました。
下荒磯 奈実(しもあらいそ なみ)さんプロフィール
国立音楽大学附属高等学校音楽科を経て、
国立音楽大学演奏学科を卒業。同室内楽コース修了。
昭和音楽大学大学院修士課程 音楽芸術表現専攻修了。
これまでにヴァイオリンを荒井雅至、小林倫子、小森谷巧、ジェラ ール・プーレ、室内楽を青木高志、漆原啓子の各氏に師事。 レオ・フィリップ、オレグ・クリサの公開マスタークラスを受講。
大学在学中よりプロ活動を開始する。ソロ、室内楽、オーケストラで 演奏する他、舞台音楽、アーティストのライブサポート、ミュージックビデオ、レコーディング、音楽番組への出演。
現在、洗足学園音楽大学演奏補助員。
どんなところに魅力を感じて応募をしましたか?
もともと、東京にて大学在学中より、フリーランスで音楽活動をしていました。
ちょうど軌道に乗ってきた頃に、コロナの影響で演奏の仕事がほとんどなくなってしまいました。エンターテイメントは、平和があってこそ成り立つものだなと実感しました。
そんな時、音楽島プロデューサーの益子さんにお誘い頂いて、このプロジェクトのことを知りました。HELLO KITTY SHOW BOXのショーの様子をSNSでみて、他にはない斬新なショーにとても魅力を感じました。
エンターテイメントは平和があってこそ成り立つもので、どんな時でも必要不可欠なものでもあると思っています。
なので、今だからこそ出来る音楽を、今だからこそ地方で挑戦してみたいと思い、応募を決めました。
実際に淡路にきて思ったこと
自然に癒されながら生活出来ることが、一番嬉しいです!
実は、淡路島がどこにあるのか、東京からどうやって行くのか知らない状況で応募を決めたので、アクセスはもちろん、生活環境も分からない状態で淡路へ引っ越ししました!笑
でも、とても住みやすい環境で、練習環境も整っていて快適に生活出来ているので安心しています。
これからの音楽家の働き方について思うこと
淡路島での演奏のお仕事で、今までと一番違うなと感じることは、お客様との距離です。
物理的な距離だけでなく、心の距離も縮める必要があります。
例えば飲食店での演奏となると「自分がやりたい演奏」より「お客様にとって心地の良い演奏」が求められるので、選曲や音量などにかなり気を遣います。
今まで客席とステージにはっきりと境界線があり、自己表現として音楽をする、というスタイルが多かったので、自分の演奏家としての幅が広がっているように感じます。
これから淡路島でチャレンジしたいこと
実際に、地方での音楽活動に挑戦してみて、音楽で地方を盛り上げたいという
想いが生まれています!
音楽教室の講師にも挑戦する中で、音楽というツールを使って、人との関係性を作り上げていくことにもやりがいを見出しています。
「音楽を通して、誰かと誰かを結ぶ」ことに挑戦したいです。
淡路島に来て、出会いも増え、自分の音楽家としての幅も広げることが出来たという下荒磯さん。今後も新しいチャレンジをどんどんしたいとのことで、私もとても楽しみです♪
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