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Tom Music Islander

音楽島メンバーインタビュー第3弾♪

こんにちは。音楽島-Music Island-事務局の大澤です!

本日は、音楽島メンバーインタビューシリーズ第3弾ということで、

もともと同じグループで東京を中心に活動されていた、田所 亜沙可(たどころ あすか)さんと、山元 俊幸(やまもと しゅんこう)さんのペアへインタビューしました!

田所亜沙可さんプロフィール



昭和音楽大学短期大学部音楽学科弦管打楽器コースを特別賞を受賞し卒業。その後昭和音楽大学音楽学部に給費生として編入学し卒業。

サクソフォーンを大森義基、室内楽を有村純親、松原孝政、榮村正吾の各氏に師事。

平成26年度第4回学内演奏会、平成26年度卒業演奏会、同伶会新人演奏会、サクソフォーン新人演奏会等に推薦され出演。第32回全日本ジュニアクラシックコンクール全国大会入賞。

現在は、インストバンド「uni sheep (旧)Asuka-trio」のメンバーしても活動しており、ワンマンライブは毎回満席。

2018年9月に1stシングル「Proust」をリリース。また、2019年に東京・栃木・岐阜・大阪・兵庫・愛知・広島・熊本へのツアーを行った。

東京及び神奈川を中心に、クラシックだけでなく多方面での演奏活動を行う傍、個人や吹奏楽などの指導も行なっている。


山元俊幸さんプロフィール


5歳よりピアノ 作曲

12歳より打楽器、ハープを始める。

東京藝術大学音楽学部器楽科打楽器専攻在学中よりライブハウスやジャズバーにてピアニスト&キーボーディストとして演奏活動をする傍ら、ティンパニスト&打楽器奏者としてアーティストのレコーディングやライブツアーを多数行う。


またハーピストとして後進の指導も行なっている。



自身のインストトリオバンド"Asuka-trio(あすかとりお)"ではピアニストとして関東を中心に演奏活動をし、2019年には西日本ツアーも行なっている。

どのようなところを魅力に感じて音楽島へ応募しましたか?

田所:はじめは都内を拠点に活動をしていて、これからさらに活動を高めようと思った時に、コロナの影響で、どうしても自由に活動が出来る環境ではなくなってしまいました。

そんな時に音楽島の存在を知り、この状況下で演奏活動が出来る、ということを何より魅力に感じ、応募しました。

山元:一緒に活動していた田所さんからお誘いを受け、一緒に淡路島へ移住すれば、楽曲制作などの活動も引き続き出来ると考えて、応募を決めました。

実際に淡路島で生活してみて感じたこと

山元:想像以上に住みやすく、特に不便は感じずに生活しています!

仕事面でも、どんなにお客様が多く忙しくても演奏をさせてもらえるので、毎日演奏の機会がありとても有難いです。

田所:東京ではライブでの演奏がメインだったので、飲食店でお食事中のお客様への演奏が初めてで新鮮です。

山元:そうですね。ライブの時は、自分たちが聴いて欲しい曲を用意して演奏しますが、ここでは接客をする中でお客さんの雰囲気や客層に合わせて、演奏する曲を決めています。

お客さんに合わせたつもりでも、予想していた反応と違うこともよくあるので、とても勉強になっています。

田所:聴いて欲しい曲を演奏するのと、お客さんが求めている曲を演奏するのとでは大きな違いがあると感じています。

大澤:飲食店での接客と演奏の両立は大変ではないですか?

田所:接客のお仕事も出来ることがとても嬉しいです。お客さんと直接会話をする機会があることによって、演奏に対する感想や意見を聞く機会も増えて、自分の演奏にすぐ還元しやすいと思います。

山元:私は、もともとは音楽以外の仕事をすることには抵抗があった方なのですが、東京にいた頃に飲食店でアルバイトをしてみて、自分の世界を広げることも出来ましたし、人脈も拡がり、ライブに来てくれる「自分のお客さん」も増えました。音楽以外の仕事をすることは、演奏にもプラスになると思います!


これからの音楽家の働き方について思うこと

山元:これからは音楽も、インターネットでの配信が多くなってくると思います。そうなると、どこを活動拠点にすることも出来るようになってくるので、東京だけでなく地方でも活動できるようになると思います。

田所:ライブハウスでも、コロナ禍の状況下で、配信ライブなども手掛けられるかどうかで、今後生き残ることができるかどうかが変わる気がします。

録音機器のクオリティもあがってきているので、生の音楽を求める方々が減ってきているのは確かですよね。

大澤:働く場所が変わる、ということですね。働き方についてはどう変わるとお考えですか?

山元:ダブルキャリアに挑戦してみて、時間が限られている方が練習や制作活動にも身が入るな、と感じているので、音楽家のダブルキャリアも増えていくのかなと思います。

大澤:ちなみにお二人は、グループで活動時代はご自身でマネジメントされていましたか?

山元:自分たちでやっていました。ツアーの際のスケジュール調整など…

田所:営業も活動も自分たちで行って、半年くらい先のスケジュールまで組んでいました!

大澤:すごいですね!まだ、音楽大学ではあまりセルフマネジメントやセルフプロデュースの教育が充実していないところも多く、個人的には演奏家として活躍する為に必要な、演奏以外のスキルの教育にも課題は感じています。

田所:たしかに、自分たちが好きな音楽を続けたい、という気持ちだけをパワーに試行錯誤をした、という感じですね…!でも、実際にマネジメント方法などを知っていたとしても、演奏とマネジメントを両立するにはパワーが必要だと思うので、これからの音楽家も今まで通り、そのようなパワーは必要とされるかもしれませんね。

淡路島で、音楽家としてチャレンジしたいこと

田所:店舗での演奏は、先程もお話した通り、お客さんに合わせて選曲等をしていますが、音楽島メンバーはそれぞれ得意分野を持っているので、文化の交流という意味でも、自分たちの得意な分野の音楽を披露できる場も作りたいですね!

大澤:9月は毎週土曜日、オーシャンテラス(淡路島西海岸にある、セルフローストスタイルのステーキレストラン)で、ジャズナイトを開催していますが、そのような感じでいろいろなジャンルのイベントを開催していきたいです!

あと、私は実家がバイオリン教室だったのもあり、「演奏よりも教える方が得意かも」と思うこともあるので、音楽教室などもあると面白いですよね。

音楽島へ興味を持ってくださっている方へ、是非魅力をアピールして下さい!

田所:自由に企画や提案が出来る環境だなと思っています!何か提案した時に、実現させるために協力してくれる仲間がいるのでとても心強いです。

山元:やっぱり自然が多い淡路島の環境が魅力ですね。関東にいた頃は、インスピレーションが湧かない時にわざわざ高尾山や逗子に足を運んだりしていましたが、今は働いている場所が海の目の前なので最高です!

ありがとうございました!

音楽へのパワーだけでなく、仲間への心遣いをいつも忘れない二人は、音楽島メンバーはもちろん、働いている飲食店のメンバーにも大人気です♪

次回は、変わった楽器を演奏するメンバーへのインタビューです…!

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